いよいよ禁煙外来へ(その2)
これまでは1日大体15~20本は吸っていた(最近ではMEVIUS 6)が、これを急にゼロにするというのではハードルが高すぎるので 9月17日(土)から取り敢えず節煙努力をしようと喫煙表を付け始めた。初日は6本、昨日は5本。順調だ。
節煙に当たって注意していたことは、次の3つ。
- 寝起きに吸わない。
- 食後に吸わない。
- 毎晩晩酌をするが、アルコールが入ったからといって惰性で吸わない。
(9月16日・金曜日)
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毎週火曜日はボランティア活動で大阪に出向く。夕方の帰り道で恒例の飲み会。アルコールが入るので若干不安はあったが、結局振り返るとこの日も5本吸っただけ。
(9月27日・火曜日)
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9月29日の木曜日。今日いよいよ禁煙外来へ。生憎の小雨の中自転車で約25分の距離。
受付にて予約している旨を告げると診察の前に3枚の問診票にまず記入。
1枚目は「喫煙状況に関する問診票」
これまでの喫煙習慣とかアルコール嗜好とか病歴などを尋ねるもの。
次は「ニコチン依存度テスト(FTND)」。私の場合は合計で7点。
3枚目は「禁煙治療に関する問診票」
Q3.の禁煙の理由は今年の健康診断の結果が良くなかったことにした。
Q5.で「禁煙治療を受けることに同意されますか?」 ⇒ 「はい」
ここまで記入して受付に渡し、呼出しを待つ。呼ばれてまず入ったのは診察室ではなく看護師さんなどの医療スタッフの部屋。ここで問診票の内容の再確認がある。
その後、マイクロCOモニターという測定器(下がその画像)を使って呼気中の一酸化炭素濃度を測る。
マイクロCOモニター測定機 こんな感じで呼気を吐き続けて測定します。
ここ2週間節煙していたことや当日は朝から1本しか煙草を吸っていないせいか、一酸化炭素濃度は6ppmと意外と低目ではあった。
ここまでが予備調査でこの後禁煙外来の専門医師の診察を受けていよいよ禁煙治療が始まる。
禁煙補助薬としては、①ニコチンパッチと②ニコチンを含まない飲み薬の2種類があり、どちらかを本人の希望によって選択できる。
私は①のニコチンパッチで挑戦することにした。
この方法では「禁煙宣言」をした日からニコチネルTTS30、20、10という3種類のパッチを順次貼付していき、最終的に禁煙に繋げる禁煙法である。
いよいよ禁煙開始日を宣告して禁煙治療が始まる。
私は10月1日から始めることにした。
健康保険が適用されるので初回の費用は3割負担で1740円。次回の診察は2週間後の10月13日(木)。
帰途薬局で処方箋にあるパッチ(ニコチネルTTS30)を14枚(2週間分)購入した。2140円。
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いよいよ禁煙外来へ(その1)
タイトルに「いよいよ禁煙外来へ(その1)」とありますように、まだ禁煙外来を経験されたことのない方を念頭に記事を書いていきます。現物のイメージを入れながらなので少し冗長です。もう体験済みの方は飛ばし読みして下さいね。
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早速「禁煙外来」診療所に電話。来週の木曜日から(翌日の21日が命日なので)始めようと決意していたが祝日なので、その1週間後の27日の11時半で予約した。
最後まで続けられるかどうか、大いに不安がある。それでも決意は継続したい。
治療が始まって何時頓挫するか、それともずっと禁煙を続けられるのか、まったく分からない。
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こういう記録を慣れないブログにアップしようと思ったのは第一番にはもちろん、不特定多数の人に実態を公表することで中断しづらい状況に自分を追い込もうという意図がある。それと併せて世の中にたくさんおられるであろう、禁煙したいが止められない方々に、「ああ、そういう方法もあるのか」「そういうやり方なら自分にもできるかもしれない」「一度挑戦してみようか」と思っていただける一助になれば有難いなという気持ちもある。とはいえ、禁煙なんて馬鹿らしいという方々に煙草を止めましょうという気はありません(かく言う私もずっと止められなかったのですから)。
禁煙というのは気長な行動なのでボツボツと焦らず気負わず続けていきたいと思います。
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我が家に来た翌日。
早速気に入った座布団の上で、しかもカメラ目線。
十年もこの家に暮らしていたかのようにリラックス。
因みに名前の「アイ:Eye」(一応女の子)は一目見た時から瞳が大きくて綺麗に澄んでい
たのが印象的で私が即刻決めました。
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なかなか本題に入れず恐縮です。懲りずによろしくお願いします。
初めての投稿
ブログなんてこれまで縁のなかった高齢男子がひょんなことから一念発起。私のブログテーマにあることをボツボツと綴っていきたいと思います。
末長くお付き合いください。最初は少し長くなりますがご容赦を。
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〈ハイライト〉に始まり〈セブンスター〉、〈マイルドセブン〉そして〈メビウス〉へと変遷はあれ、今日まで50年近く喫煙を継続している私もご多分に漏れず、何回か「節煙」(禁煙までの勇気はなくて)の試みはした。
直近では2010年9月に、翌月から煙草が大幅値上げされる(290円から410円へ。現在は440円)のに抵抗して「1日10本以内」の節煙(今までの半分)に挑戦した。この時も禁煙までする気はなかった。年末まで毎日記録を取って続けていたが、お正月を挟んで頓挫している。
私の場合、何故すっぱりと禁煙という行動に出られないのかをつらつら思い起こすと、喫煙習慣とは別に煙草を吸っている姿が好もしい、心理面で煙草と縁を切りたくない、という側面があると思う。それ故、万が一にも煙草への身体的依存を何とか克服したとしても、街で格好良く煙草を吸っている光景を見ると自分もそうしたいという衝動に駆られ挫折してしまう。
この心理面での誘惑に打ち克つためには、「そんなヤワなことを言ってられないよ」という何か別の強力な動機が必要だ。例えばこのまま喫煙を続けるとCOPD(慢性閉塞性肺疾患)で常時酸素吸入器を持ち運ぶ生活になるという恐怖感。またこんなに金がかかるなんて馬鹿らしくて煙草代を以前から欲しかった趣味の何々に思いっきり使おう!という強い意欲。それからこれは少し見方を変えた動機だが、喫煙したいという誘惑に打ち克つことが精神的にそれよりも大切な何かを遂行している証しになるという、自分自身への納得。
私の場合は最近愛犬のミニダックス(14年半)を亡くしたことがきっかけ。
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『アイが居なくなった。あれから1週間近く。今日は「初七日」の命日なので動物霊園まで家内とお参りに。これからもずっとアイを心の中で愛し見守り続けるために、自分自身に何か変化を付けようと思った。そうだ、禁煙しよう。』(2016年9月16日・金曜日の日記から)
ことほど左様に禁煙には気持ちの上の動機づけが非常に重要なように思う。
2002(平成14)年4月21日
購入したペットショップで店員さんに撮ってもらったスリーショット
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まあ、こんな調子で少しずつ投稿していきます。